セミナー「暮らしのなかの健康講座」全3回が予定どおり開催されました。

「暮らしのなかの健康講座」第2回、第3回も、たくさんの方にご参加いただきました。
そして豊富な内容に、ご高評と「参加してよかった」との多くの言葉をいただきました。
みなさん、ご参加ありがとうございました。
その概要をご報告いたします。

「暮らしのなかの健康講座」第2回

第2回の学習テーマは「薬とサプリメント」講師は上野光一先生です。
セミナーは2時間、薬、サプリメント、お酒、そしてホットな話題「食品の機能表示」など、
たくさんのことを学びました。

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「暮らしのなかの健康講座」〈全3回〉
第2回

 主   催:千葉市生涯学習センター
 企画 運営:一般財団法人いのち輝く未来財団
 日   時:10月19日(日) 14:00~16:00
 会   場:千葉市生涯学習センター 大研修室
 学習テーマ:「薬とサプリメント」
       ~その違いと留意点など~
 講   師:上野光一先生 千葉大学名誉教授
              千葉大学予防医学センター客員教授
              一般財団法人 いのち輝く未来財団理事長__________________________________________________________________________________________________

ぜひ覚えておきたいセミナーの項目、エッセンス少しご紹介します。

● くすり(薬)って何?
 ・薬とは、病気やけがなどの苦痛を和らげ「楽」にするもので、「草根木皮」に由来するものが多い。
 ・「薬物」と「薬剤」の違い。両者は違うのです。
 ・「薬品」と「医薬品」の違い。
   医薬品は、薬事法に定めるもので、ヒトまたは動物の疾病、治療、予防に使用され、
   身体の構造や機能に影響を与えるもの。→国が定めたもの。
 *私たちが、口から摂取していいものは、食品と医薬品だけです。
 ・「ジェネリック」とは何でしょう。
 ・副作用について

● アルコールの功罪と男女差
 ・酒は百薬の長
 ・アルコール代謝
 ・アルコールが原因の病気
 ・依存症
 ・「節度ある飲酒」「不適切な飲酒」
 ・女性の方がアルコール依存症になりやすい。
 ・クスリをお酒で飲んでいいのでしょうか?「クスリの作用を増強する」などの理由で、
  『お酒で薬をのんではいけません』ダメです!

● 食品
 ・食品の栄養成分
 ・食品の3つの機能
 ・医薬品と食品の大まかな分類
 ・サプリメントの摂取目的など

● 食品の健康機能表示
 *新制度が始まります。
 *消費者庁のHPを見てみましょう。
 ・食品を機能の面から分類する様々な呼び名があります。
  サプリメント 健康食品 健康補助食品・・・
 ・栄養機能食品 例えば『ビタミン・ミネラル類の栄養機能表示』について
 ・特定保健用食品(トクホ)
 ・特別用途食品
 ・トクホと栄養機能食品の違い

● 生活者に役立つ情報を教えてもらいました。
 ・疾患へのサプリメントの応用例
 ・過剰摂取と健康被害
 ・医薬品との相互作用 ビタミン類 ミネラル類
 ・サプリメント、健康食品の使用に注意する必要がある人は?
 *国立健康・栄養研究所のHPを利用しましょう。
内容豊富で有意義な講演でした。上野先生、ありがとうございました。「暮らしのなかの健康講座」第3回第3回は11月9日に開催されました。第3回のテーマは「生きることは食べること」 講師は梅村義成先生です。
セミナーは、質疑応答を含めて2時間。歯の大切さを痛感した講座でしたが、
なかでも「噛むことができて、食べられることは、まさに生きることだ」と実感できる先生の活動の映像は、
感激的でした。 涙ぐむ参加者が何人もいました。__________________________________________________________________________________________________

「暮らしのなかの健康講座」〈全3回〉
第3回

 主   催:千葉市生涯学習センター
 企画 運営:一般財団法人いのち輝く未来財団
 日   時:11月9日(日) 14:00~16:00
 会   場:千葉市生涯学習センター 大研修室
 学習テーマ:「生きることは食べること」
 講   師:梅村義成先生 (医)社団 梅村歯科医院 理事長
              東京歯科大学 摂食・嚥下リハビリテーション地域支援科 非常勤講師
              日本大学歯学部兼任講師
              日本口腔インプラント学会専門医
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講義の内容(配布された資料より)

口から食べること
 ・基礎編
   食を営む歯の病気と予防法
   義歯の付き合い方
 ・オーラルケア
   口腔清掃(器質的ケア)
   口腔機能のケア(機能的ケア)
 ・生きることは食べること
   経口摂取の楽しみと生きる尊厳
少し具体的に、学んだことをご紹介しましょう。

● 歯について
 ・平均現在歯数
 ・歯の二大病気 虫歯と歯周病
 ・再生能力のない歯を守る
 ・歯周病は全身の健康に影響する
 ・欠損部の人口装置
   ブリッジ インプラント 可撤式義歯 オーバーデンチャー

● 口腔ケア
 ・口腔ケアの目的 1.口腔疾患の予防
          2.誤嚥性肺炎の予防
          3.早期経口摂取
          4.QOLの向上
 ・歯科医師、歯科衛生士が行う口腔ケア
 ・「千葉県は健康寿命で、男性は3位、女性は27位」
 ・肺炎予防のために、こころがけて実践すること
 ・誤嚥(ごえん)とは 誤嚥の種類
 ・肺炎球菌感染性ワクチン予防

● 食べる
 ・「食べる」を詳しくみると! 摂食(捕食・咀嚼)→嚥下
 ・嚥下障害の原因
 ・誤嚥の検査・試験方法
 ・誤嚥性肺炎の予防 基礎訓練法 嚥下体操
 ・筋肉のトレーニング 舌の運動 発音
 ・口腔機能リハビリテーション法
 *脳卒中センター入院の全患者対象とした誤嚥性肺炎予防ケアの結果
 *口腔ケアの充実により、口から食べること、おいしく食べることが、
  すべての要介護者のQOLの向上ひいては自立に寄与することになる。
 *摂食・嚥下障害患者を支えるチーム 「活動のめざましい効果、結果のVTR」
「口腔ケア、食べることができるようにする歯科医師の医療活動は『人間らしく生きることのお手伝い』です」という、
先生の言葉は、VTRを見せていただくなかで、深く心に染みました。
先生の講演が終わった瞬間、会場では自然に大きな拍手が起こりました。
梅村先生、ありがとうございました。
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2016年8月30日
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